下手の横好き

好きなこと書いていきます。

うつかも知れない

わたしはマイナス思考が強めで、自己肯定感弱めで、
わりとメンタルにすぐ来るタイプです。

仕事とかパブリックなところでは、言うべきことは言うし、
行動力を発揮し、場をまとめる・仕切る、アイデアを出す・実行する・・・
などなど、わりと得意なほうです。

しかし、理不尽なことにあいやすいのではないかと自覚していて、
実際、さぼる人間の割を食ったり、自分だけ変な風に扱われることもしばしばありました。

 

仕事や人としてのあり方に、なんとなく自分の理想の姿があり、
そこから外れる人、(わたし個人の理想はともかくとして)、
きっと多くの人から見ても、「え?」「そんなことする?」「それありなん?」というような人を見るだけでも、怒りや情けなさを感じるタイプです。

うーん。
生きづらそう。

そうね、生きづらい側面も確かに。

 

一方、わりと自由な思考を持っていて、柔軟な方でもあり、
人を許すこともけっこうできるのですが、
同じようなことで自分は許されてこなかったという経験のため、
「なんでわたしばっかり」とは思いやすいです。

 

ジャミル大好き!をつづった記事にも書いたのですが、
春先から初夏にかけて、本当に不調で、
言葉を選ばず言えば、いつ死んでもおかしくなかったようなメンタルでした。
気持ちに波があるので、大丈夫な瞬間もたくさんあるし、
楽しく、うれしく、ほがらかに、仕事でもやりがいも感じて・・・な時間もたくさんあったのです。

でも、落ちるときは自分でも「なんで?」と思うほど、
落ちているその瞬間に「いや、わたし落ちすぎやろ」と思えることもあったくらい激しく落ちて、
「もうなにもかもいやだな」
「死んだほうがまし」
「死んだ方が、わたしがいない方が、みんなのしあわせになる」なんて考え、
とめどなく涙をこぼしたり、圧倒的な孤独感の中にいたりしました。

 

それで、わたしは「うつ」なんだろうな・・・と自覚していました。
少なくとも「うつ傾向」にはあるな、と。

うつに関する本を読んだり、少しだけでも知識を入れながら、
別に意識して、というわけではなかったけど、
気分転換はして・・・で、なんとかやりすごすことができました。

アホな動画を見たり、ツイステ、ジャミルMMDに救われました。
本当に、です。

きっと、これらに触れていなくても、死を選ぶまでには至っていなかったとは思うのですが、もっともっと不安定に長引いていたと思います。

 

原因は・・・。
ひとつではないです。
日々のいろいろなことの、小さな出来事の積み重ねではあります。
が、ひとつ確実にわたしにとって影響があったのは、
SNSへの取り組みでした。

 

自分で仕事をしたい、という思いがあって、
その業種の先輩でもある方にコンサルテーションを受けていて、
その中で、SNSへの取り組みがありました。

Instagramは楽しくできていた反面、
「いいね」回りや「フォロー」回りを指導されたり、
その指導者さんがらみの人脈への、義理でしかない「いいね」など、
正直苦痛でしかありませんでした。

その方の指導や言動、行動の矛盾にも戸惑い、悩み、
最終的には、わたしがあまりに結果が出ないことに頭を抱えられ・・・

そこを指導してくださるのでは?
それに対して安くはないコンサル料金をお支払いしたのでは?
と、情けなく悲しく。

素直に指導に従っていても、突き放される不安も感じ。

「でも、頑張らないと・・・」
なんて思っていましたが、自分の感覚、違和感を信じ、
そして、もう、うすうすではなく、
明らかに自分にとってつらく重荷であるSNSから離れることで、
やっと楽になり、行動力も回復してきたところでした。

 

前々から思っていたことですが、
自分の感覚って大事です。

「なんとなく」「○○な気がする」って、
根拠がないから、つい、強引に自分を丸め込んでしまうことも多々あると思います。
でも、その違和感こそ、自分からのメッセージだし、
うつ状態そのものでさえ、
「これ以上は無理だよ」っていうSOSだと思うのです。

わたしの場合はそうでした。

お金のこと、人との関わりのこと、
自分の感覚や違和感にすぐに従うのが難しい状況はたくさんあります。
でも、自分を守らなきゃ、と思いました。

自分がなるべく安定して、フラットにニュートラルにいなければ、
大切な人が大変な時になんにもできません。

そしてもちろん、自分がしあわせにすごすことができません。

 

わたしは、少しずつですが自分のふるまいを変えてみています。
職場では常に笑顔で人の批判も悪口も言わない、
なんて理想をぶちあげてそこにはまるように努力してましたが、
そういう意味で完璧にやっていたとしても、
すべての人から「いい人ね!」なんて言われないし、
文句言われるようなことは何一つないはず(うまくやってるから)なのに、
悪口言われていたり、「え、うそ。どこからそんな風にとらえちゃうの?」なんて、
悪くとらえられることだって大いにあります。

「は。バカらしい」って感じかな。
いわゆる「いい人」を頑張って、自分を苦しめても、
なーんにもいいことなかったのです。

なので、わたしは今、職場で不機嫌な表情もさらします。
口調もつっけんどんになったりすることもあります。
でも、それでいいのかな、と思います。
実感もしています。

もちろん、傍若無人にふるまうということとは違いますよ。
体調不良の時に無理に笑顔は作らないし、
「元気ないね?」「大丈夫?」と聞かれれば、
「うん、ちょっとね」とか「大丈夫じゃない・・・」とか答えます。

それでいいと思ってます。