下手の横好き

好きなこと書いていきます。

おみくじ”当たり前という幸せ”

 昨日、お正月飾りを下げて、神社に持って行きました。
歩いて15-20分のところに小さいけれど、大好きな神社があります。

足を踏み入れただけで清々しくて、背筋がしゃん!となるような空気の流れている場所です。
背の高い木(情けないことに名前はわかりません)があるので、ちょっとした森のような感じです。そこだけ空気が澄んでいるような感じです。
なんだか自分も清められてるような気がして、用がなくても散歩がてら歩いたりします。

 

いつもは社務所は閉まっているのですが、昨日はまだ開いていたので、おみくじだけ引いて帰ることにしました。
あ、もちろんお参りもしました。

「当たり前という幸せ」と書いてありました。
それはまさに、この数か月、祈るような気持ちで願い、毎日が無事にすぎるたびに噛みしめているしあわせでした。

自分が心身ともに不調でもあった去年。
大切な子どもがこころ傷ついて、ちょっと大きな悲しみ・心配事があった去年。
今も、それが消えたわけではなくて、ただ無事に家に帰ってきて、一緒にごはんが食べられて、「おやすみ」と言うことができて・・・

そんな風に日々がただ平凡に平穏にすぎることが決して「当たり前」なんかではなく、それは小さな奇跡の積み重ねなんだということを思って。
ただそんな風におだやかに、家族が無事に一日をすごしてくれるそのことだけを祈るような気持ちで。

そう思いながら大切に思ってすごしていたところでした。
だから、心の中に染み入るように「あぁ、本当にそうですよね」と思って、何分かおみくじを眺めたまま、立ち尽くしてしまいました。

ほかに書かれていた言葉も、去年、いろんなことがうまくいかなくて、今年はきちんと自分と向き合って、いろいろ考えなおそう、やり直そう、できることを探していこう、前を向こう、とふわふわした気持ちじゃなく、すごく地に足の着いた落ち着いた気持ちで考えていたことそのままで。
背中を押してもらうと同時に、やっぱり背筋が伸びる気持ちになりました。きちんとまた頑張りなおそう、きちんと考えて、きちんと頑張ろうと思いました。

 

神社はとても好きな場所です。
昨日は気持ちのいい小春日和で。
行ってよかったな。